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パーサの森の野営地にて、ラクタイナとの決戦前夜―― 部下たちを集めて作戦会議をしていたスヴェステェンは、ふと見やった先に、野営地の門を出ようとしている主君アルティナの姿を認めた。 その背中にはかすかに憂いの色があるように思えた。 アルティナ「…………」 スヴェステェン「お館さま」 アルティナ「……!? ああ、スヴェステェンでしたか」 アルティナ「どうしたんですか、こんなところまでわざわざ……」 スヴェステェン「お館さまのほうこそ。野営地の外に何か用があったのですか?」 スヴェステェン「しかし、この近くにまだ敵が潜んでいるやもしれません。それならば、念のために私も同行したく思いますが」 アルティナ「いえ、なんでもないのです……」 アルティナ「なんでも……」 パーサの森の木々の作る暗がりのせいで、アルティナの表情はよく分からない。 この時、一部下としての務めを果たすならば、すぐさま主君を安全な場所へと導くべきだっただろう。 少なくとも、オーティやガルダームならそうしたはずだった。 もしセレンだったなら……いや、この場合は暗闇に乗じて別のことをしたかもしれない。 だが、ともかくスヴェステェンは、その場に立ち止まったまま会話を続けた。 スヴェステェン「いや、私にはなんでもないようには思えませんな」 スヴェステェン「何か悩んでおられるのではないですか」 アルティナ「……どうしてそう思うのですか?」 スヴェステェン「今は主君と部下の関係とはいえ、我々は仮にも幼少時を共に過ごした間柄ですから」 スヴェステェン「四六時中とはいきませんが、とても長い間、お館さまに親しませていただきました」 スヴェステェン「ですから、それぐらいのことは一目瞭然で御座ります」 スヴェステェンは真面目腐った口調でそう言った。 アルティナはしばらく黙ったままスヴェステェンの顔を見つめていたが、ふいにくすくすと笑いを漏らした。 ひそやかな笑い声がパーサの森の静けさの中で響いた。 アルティナ「ふふふ……本当に頼りになるお人ですわね」 アルティナ「そうですね……貴方の言うとおり、悩みを抱えているのは確かです。でも、単なる物思いの類であって、大した悩みではありません」 アルティナ「野営地の外まで出てきたのはうかつなことでした。余計な心配をかけてしまいましたね……」 アルティナ「でも、本当に何でもないですわ」 スヴェステェン「そうですか。お館さまがそう仰られるのなら……」 アルティナはそう言って踵を返すと、ゆっくりと野営地の方へ歩み始めた。 しかし、その歩みの調子は、どこかしら不自然なようにも思われた。 それに、もし月明かりが彼女の顔を照らしていたら、その浮かない表情を見てとることができたかもしれない。 スヴェステェンはすぐに主君へつき従ったが――おもむろに、数歩歩いたところで足を止めた。 アルティナの足も自然と止まることとなった。 スヴェステェン「お館さま」 アルティナ「あ、どうしたんですか……」 スヴェステェン「明日は……重要な決戦ですね。多くの竜騎士たちが、この日のために死んでいった……その悲願がまさに明日の決戦です」 アルティナ「そうですね……明日は、重要な決戦……」 スヴェステェン「我々の努力が実って、もはやラクタイナには後がない状態になりました。しかし、それだけの分、ラクタイナも死に物狂いで攻め立ててくるでしょう」 アルティナ「…………」 スヴェステェン「お館さま」 アルティナ「はい……」 スヴェステェン「出過ぎたまねでしたら申し訳ありません」 スヴェステェン「しかし……お館さまの様子は少しおかしいように思えます。ですから……やはり、些細な悩みごとであっても、いくらか洗い流しておいたほうが良くありませんか」 スヴェステェン「あいにく、ここならば誰にも聞かれる心配はありません。差し支えなければ……このスヴェステェンが聞き役になりますが」 アルティナ「貴方が聞き役……ですか?」 スヴェステェンの突然の申し出に、アルティナは躊躇したようだった。 パーサの森特有の涼しい風がいつのまにか吹き始めていて、しばらくの間、風の音だけがあたりに聞こえていた。 しかる後に、アルティナが重い口を開いた。 アルティナ「そうですね……わかりました。お願いすることにします。このままの状態で戦場に出たら、いたずらに竜騎士たちの士気を下げるだけですし……」 アルティナ「でも、決して笑わないでくださいね」 アルティナ「それほど恥ずかしい……いえ、本来はあってはならない、持つことそのものが騎士団総長として失格であるような、そういう悩みなのです」 アルティナはまだ躊躇しているようだったが、やがてぼそぼそとした口調で語り始めた。 アルティナ「その……私は長らく、全軍の最前線に立って戦ってきました」 アルティナ「それが騎士団総長の務めであり、義務であると信じてきましたから……」 アルティナ「そのことについて疑問を抱いたことはありませんでした」 アルティナ「しかし……あのおぞましいものが現れて、あのおぞましい光弾をあびた竜騎士たちの姿を見て以来、私は……」 アルティナ「ああ、こんなことが許されてよいはずかありません……でも、私は少し……怖くなってしまったのです」 アルティナ「全軍の先頭に立つ者がこんな弱腰ではいけません……そのことは十分に分かっているつもりです……」 アルティナ「初めのうちは本当に些細な恐怖だったのです」 アルティナ「しかし、騎士団総長としての義務感、亡くなった仲間たちへの責任感、最前線に立つという緊張感、ほかにもいろいろな感情が折り重なって……」 アルティナの声がだんだんと震え始めた。 そこには、輝かしいリューネ騎士団総長の姿はなく、一人の若い娘が立っているだけだった。 アルティナ「私は……戦場に立つのが……怖く……」 アルティナ「怖く……なって……」 スヴェステェン「お館さま……」 スヴェステェンはどう声をかけてよいかわからなかった。 先程は「一目瞭然だ」と豪語したスヴェステェンだったが、彼は今までに、こんなアルティナの姿を見たことがなかったのだ。 アルティナ「ああ……こんなことではいけません、わかっているのに……」 アルティナ「しかし……ふふふ、私も弱くなったものですね。まさか、よりによって貴方の前で、こんなふうに涙を流してしまうだなんて……」 アルティナは涙を浮かべたまま自嘲気味に笑った。 その乾いた笑い声を聞いて、ふと、スヴェステェンは声をかける必要が全くないことを悟った。 彼は言葉をかける代わりに、おもむろに手を伸ばすと、そっとアルティナの体を抱きしめた。 アルティナは驚いて身を震わせたが、しばらくすると彼へ身をゆだねた。 それから、アルティナは彼の胸に顔をうずめて、心の中の葛藤を絞り出すかのようにすすり泣き始めた。 パーサの森に呼吸音とすすり泣く音だけが響いていた。 この瞬間は永遠に続くかのように錯覚された。 アルティナ「スヴェステェン……」 アルティナ「ありがとう、もう大丈夫ですわ」 アルティナ「少し元気をもらったような気がします。なんだか気が楽になりました……スヴェステェンのおかげです」 アルティナ「ありがとう……」 暗がりの中で判然としなかったが、アルティナは照れたような表情を浮かべた。 スヴェステェンは黙ってうなずいた。 もうそろそろ野営地に戻らなければならない時間だった。 彼は再び歩き出そうとしたが、また足を止めて、アルティナの方へ向き直った。 スヴェステェン「お館さま」 アルティナ「なんですか?」 スヴェステェン「もし、お館さまの身に危険が及んでも……ご安心ください」 スヴェステェン「このスヴェステェンが命に代えても守って見せます。必ず……」 アルティナ「うふふ……ありがとうございます」 アルティナ「本当に、そういう真っすぐなところは昔から変わらないんですね」 アルティナ「でも、一つだけ文句をつけるとすれば……貴方も死んだら絶対に駄目ですわ」 アルティナ「二人とも生き残るか……」 アルティナ「それとも、二人とも死んでしまうか。どっちにしろ、貴方が死んで、私だけ生き残るだなんてことは、絶対にあってはなりません」 スヴェステェン「しかし……」 アルティナ「お願いです。私を助けようとするのは嬉しいですけど、どうか無茶だけはしないでくださいね……」 スヴェステェン「ならば、無茶にならない範囲でお館さまを助けます」 アルティナ「うふふ、まったくもう……」 それからしばらくの後、二人は何事もなく野営地に戻り、それぞれの宿舎に入った。 夜が次第にふけていく中、彼らが何を思っていたのかはわからない。 それを知ることは永劫にかなわないであろう。 翌日の激戦――一発の光弾がアルティナ目がけて飛来した時、スヴェステェンは身を呈して彼女をかばった。 しかし、わずかな残光が被弾し、アルティナも命を落とすことになった――図らずも、アルティナの願いはかなうこととなったのだ。 fin 切ない、儚い、けど美しい。 -- 名無しさん (2012-08-04 13 50 38) セレンは何をする気だw -- 名無しさん (2012-08-04 17 17 48) セレンの扱い草なんだ -- 名無しさん (2023-04-30 11 26 56) スヴェステェンがシリアスになるとセレンがふざねる -- 名無しさん (2023-11-21 18 45 21) 名前 コメント
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温泉回 「いい温泉日和だ」 まだ若干の肌寒さが残る春先の陽気と、背後から差し迫る殺気を受けながら、ルーゼル様、ドラスティーナ、そして私パルスザンの三人はお湯につかっていた。 そしてその私らに殺気立った目線を向けるのはリューネの竜騎士セレン、アルティナ、スヴェステェンの三人である。もうひとり、精霊術師のガルダーム殿も入っていたが、そちらの方はあまりこちらには気を止めていない様子だった。 交戦中の二大勢力の首脳同士が偶然とは言え同じ湯に浸かる。状況はかなり緊迫していたがお湯の方はなかなかの名湯で連日の疲れの方が抜け出るような心地がする、これもまた人間観察のノートに書いておこうと関係のないことを考えていると、ドラスティーナがいつものように余計な軽口を叩く。 「ちょっとぬるいのだわ」 悪かった状況がさらに悪化し、緊迫した雰囲気になる。竜騎士どもの目線がさらに険しくなる。 思えばそうだ、リューネ騎士団の陣営を偵察した帰りにドラスティーナがリグナム火山にある天然秘湯に入りたいのだわなどと言い出した。私は反対し、ルーゼル様は好きにしろと丸投げする。もといドラスティーナ一人を地上に降り立たせるわけにはいかず全員で入ってみればこともあろうにリューネの首脳部と鉢合わせだ。 いったい誰のせいだと思っているのだと言ってやりたかったがそれはお湯の中で言うにとどめておくことにする。 「まぁまぁ、そう言いなされますな」 そういって近寄ってきた男を私は知っている、その名をガルダーム、リューネの術師だとか。術師殿は手に酒を持っていた。一緒に飲もうということだろうか。 「が、ガルダーム殿……気をつけられた方が」 そう言って声を荒らげている若い竜騎士は確かスヴェステェンだ。 「そうですよ、食べられても知りませんからね」 胸から下にタオルを巻いて入浴している若い女竜騎士――――総長のアルティナも心配そうに私とガルダームを交互に見ていた。その目を見てこの若い総長は冗談ではなく本気で私がガルダーム殿を食べないか心配しているらしいことに気が付く。 「痛み入ります」 別に誤解を解く気はないが私はガルダームの手から盃を受け取り感謝の気持ちを述べ、いただきますと言ってからそれを飲み干す。 「せっかく参ったのです、どうぞゆっくり羽をのばしていってください」 「そうさせてもらうのだわ」 そういってドラスティーナが慣用句だとも知らず、文字通り羽をんんー、などと言いながら腕と一緒にのばしていた。やめてくれ、こっちが恥ずかしい。セレンなどは、顔は見えないが明らかに笑いをこらえてるじゃないか。「くっ、くっ」などと言って肩が震えている。 それにいま気がついたのだが、セレン殿やアルティナ殿はタオルで身を隠しているのに対し、ドラスティーナは恥も外聞もなく素っ裸になって風呂に入っている。見ろ!スヴェステェン殿が、こちらの様子を警戒したいのに直視出来なくて困ってるじゃないか!逆にセレン殿やアルティナ殿はドラスティーナの胸を凝視している。さんざん凝視したあと、二人で何かこそこそと話していたが、しまいにはほぼ同じタイミングで肩を落としていた。あまり深くは探らないほうがよさそうだ。 だが、このガルダームという男、話してみるとなかなか気さくな男であった。 「まさかリューネ騎士団の方とお会いすることになるとは思いもしませんでした」 「まぁ、そのことはお湯に流しましょう」 「むぷっ」 このジョークにドラスティーナが吹き出した。構わず続ける。 「我々を召喚した男が王都で権力を振るっているようですね。何か聞き及んでおりますか?」 「あぁ、ルートガルトの「婿が嫌」とかいう」 「ムクガイヤです」 これにドラスティーナが温泉の水面をバンバン叩いて爆笑していた。お湯があたりに飛び散り、セレン殿やアルティナ殿は冷めた目線をガルダームに向けている。ひょっとしていつものことなのだろうか。 「私が知っていることで魔王軍の軍師殿が知らないことがあるとは思えませんが」 「まぁそれもそうなのですが」 「それともルートガルトの戦況がおぼつかないと言えば、我々よりもルートガルトとの先頭に力を入れてくださいますかな?」 濃い湯気の中からガルダーム殿が語りかけてくる。賢そうな目だ。これより先強敵になるのは間違いないだろう。 私が湯気の中で物思いにふけるのを邪魔するようにルーゼル様がお湯から上がる。ルーゼル様もタオルなど巻いている訳もなくアルティナ殿やセレン殿が耳を赤くして横を向いた。 「上がる」 「た、タオルくらい付けておいてくださいよ。魔王軍の方々は全く……」 「ん」 さして申し訳なさそうにするわけでもなくルーゼルが後ろを向く、そのあとをドラスティーナがついていき今度はスヴェステェン殿が横を向く番であった。 「シャルロットも残念だわね、パルスザンとお風呂に入れなくて」 この言葉には返事をせず私も風呂を上がった。 「なかなかいい風呂だ、また来よう」 「賛成なのだわ」 「……」 ルーゼル様のその言葉の意味を尋ねたりはしない。当然今度は我が領地とした時に入りに来るということだろう。 そのときは……、シャルロットも連れてこよう。私はそう思った。 ~おまけ~ 「わ、私はいかないぞ!」 「オーティ、別にそんな恥ずかしがらなくても」 「い、いや、恥ずかしいとかじゃないんだ。断じて恥ずかしいというわけじゃ」 「じゃ、なんだと言うんだい」 「いや、色々とワケがあるというか……、いや、恥ずかしくないというわけではないんだ。相手がスヴェステェンだけなら全然構わないのだがっ!」 「おまえは何を言っているんだ」 2000年代のインターネッツを感じる -- 名無しさん (2020-04-30 20 22 48) おもしろーい -- 名無しさん (2020-06-11 20 59 37) たまに読みたくなる -- 名無しさん (2022-01-15 01 25 32) 名前 コメント
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skill sp_evildead { name = イービルデッド msg = 冥王の代行者として裁きを下さん。イービルデッド。 icon = q_bom.png special = on sound = power19 value = 80 mp = -1 image = nya_briz0 w = 40 h = 40 a = 200 func = missile attr = ghost damage = -3 check = 400 range = 150 speed = 400 rush = 8 rush_interval = 1 rush_degree = 45 next = sp_ed_nt next_last = on } skill sp_ed_nt { image = nya_briz0 movetype = circle w = 40 h = 40 a = 200 damage = -3 height = 2 speed = 800 range = 40 next = sp_ed_nt_nt next_interval = 10 } skill sp_ed_nt_nt { sound = voice007 w = 64 h = 80 a = 128 func = missile image = m_dispel color = 100,0,0 anime = 4 time = 46 movetype = drop height = 160 range = 100 speed = -1000 attr = ghost bom = on center = on str = magic * 50 random_space = 300 random_space_min = 50 } ノヴァを邪悪っぽく改変したもの。 相殺効果等は無し。 今更だけど“evil”の発音は“イーブル”とか“イーヴォー”とかのほうが近い -- 名無しさん (2010-08-03 12 22 43) この技誰がおぼえるかいまだにわからん。 -- 名無しさん (2010-08-04 21 55 00) デッドライトなら似合いそう。 -- 名無しさん (2011-10-08 21 32 24) 不採用か -- 名無しさん (2023-04-30 00 54 12) 名前 コメント
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消去
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花を愛し、物事を花に例える優雅なエルフ。その立ち居振る舞いから「紳士」と呼び 慕われている。『至高の百合』を求めており、義の人アルティナと、彼女の理想の為 に懸命に戦う側近の竜騎士たちを見、「これこそが至高の百合」と臣従を誓う。 アルティナ死後、一度は下野を考えるが、騎士団分裂という絶望的な状況の中、懸命に 支え合うセレンとルオンナルの姿を見て、「至高の百合、未だ枯れず」と、変わらぬ 忠誠を誓った。 紳士すぎるだろwww -- 名無しさん (2009-12-25 19 58 26) センス溢れる列伝だな。採用してもらいたいかというと話は別だがw -- 名無しさん (2009-12-25 20 29 18) 百合や薔薇の花じゃなければなぁ…… -- 名無しさん (2009-12-27 17 55 39) 12/25 ver2.20のヒュンターとエルアートの列伝が狂ってるぞw -- 名無しさん (2009-12-27 19 06 34) さらに加入・撃破時の台詞が…彼はもう帰って来れないのか… -- 名無しさん (2010-01-03 22 14 29) この人のせいで百合好きヒュンターが生まれたのね -- 名無しさん (2023-09-11 11 35 14) 名前 コメント
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event op_pf22 { scroll(t_dk3) wait() select(seldat, これまでの経緯を回想しますか?) if (seldat == 0) { return() } scroll(s51) wait() hideSpotMark() showSpotMark(s48, 1) showSpotMark(s49, 1) showSpotMark(s50, 1) showSpotMark(s51, 1) msg(流賊軍を率いて侵入したリジャースドによって$ リュッセル各地の制圧が進んでいく中・・・) erase() scroll(t_dk3) wait() showSpotMark(t_dk3) msg(あくまでもパーサの森奪還にこだわるセレンらと袂を分かった竜騎士団は ミシディシを代表とし、@リュッセルへの帰還を目指していた。) erase() hideSpotMark() showSpotMark(t_dk3) wait(30) talk(t_dk4, ミシディシ殿、斥候からの報告です。) talk(t_dk4, リュッセルに踏み入った賊どもはリュッセル王国を名乗り、@ 沼地に陣取って我らの帰還を阻む心算の模様・・・) talk(t_dk3, 匪賊どもめ・・・好き放題してくれたようだな。@敵の戦力は?) talk(t_beast1, 多数、としか。@リュッセルに駐屯していた部隊を吸収したようです。) talk(t_dk3, 志を持たぬ兵が敵に膝を折ったか・・・情けない。) talk(t_dk4, 経緯はともかく、敵に回ったのならば討たぬわけには行きませんね・・・) talk(t_dk3, 解っている。リュッセルへの帰還が最優先だ・・・@ 数の多寡がどうあれ、竜騎士による一点突破を図るほかはあるまいな。) talk(t_dk3, 我らがリュッセルに姿を見せれば、兵は必ず呼応する。@ あの竜騎士くずれに、騎士と言うものの力を見せずにはおくものか!) talk(t_beast1, 楔の作戦、ですね。@セレン殿やルオンナル殿が先鋒にいれば心強いのですが・・・) talk(t_dk3, その名を口にするのではない、軍師殿。@あれはもはや竜騎士でさえないのだ。) talk(t_beast1, あ・・・) talk(t_dk4, ・・・今ある兵力で、成すべきことを成さねばなりません。@ 軍師殿のお力に、期待させていただきます。) talk(t_beast1, ・・・はい。) talk(mirufosu, ・・・・・・。) talk(t_dk4, おや、ミルフォース殿。どちらへ?) talk(mirufosu, ・・・すぐ戻ります。) erase() wait(50) talk(mirufosu, (・・・アルティナ、これが今の竜騎士団だ)) talk(mirufosu, (君は、この世には正義があると言った。@ 人が人を信じ、敬い、共に支え合って生きていける世界があると言った)) talk(mirufosu, (・・・ここはそうじゃない。@この大陸にもう、そんな場所はない)) talk(mirufosu, (ミシディシも、ジャンクシャンも、セレンも、ルオンナルも。@皆、醜い。)) talk(mirufosu, (自分の心にこだわって、他人を理解できず、傷つけあい、憎み合う。)) talk(mirufosu, (私が君に見た光は、もうどこにも見当たらない。@ ・・・これが、世界だ。こんなものが・・・世界なんだ。)) talk(mirufosu, アルティナ・・・@私は、疲れてしまったよ・・・) erase() wait(30) hideSpotMark() } もはや滅亡前提。 -- 記述者 (2009-12-28 14 25 59) こうしてみるとアルティナの存在は大きいな。 戦力的にはそれほどでもないのだが -- 名無しさん (2009-12-28 15 32 34) なんだこれ? こんなオープニングが流れたらプレイする気なくなるぞ 小説の1シーンじゃないんだから -- 名無しさん (2009-12-29 03 30 24) 案。 -- 名無しさん (2009-12-29 04 23 26) ミルフォースの回想はいらんかもなー -- 名無しさん (2009-12-29 12 02 56) ミルフォースのは分岐とかで解決できるのでは…。 個人的には、ミシディシはヒールポジションでいいんじゃないかと思うが。いい人ばかりじゃ盛り上がらないし。 -- 名無しさん (2009-12-29 13 26 22) 悪人二人に挟まれてるんだから、ミシディシまでヒールにしなくてもいいだろ。 -- 名無しさん (2009-12-29 21 36 59) ヒール…かなぁ 別に悪人として書いたつもりは無いのだけど。 人間的にダメな部分がある、と言うだけのことで、それはセレンもミルフォースも同じで。 -- 記述者 (2009-12-29 23 15 55) 俺はむしろ分裂した騎士団らしさが出てて好きだな 確かにこっから逆転!ってイメージがまるでない感じだが -- 名無しさん (2009-12-29 23 18 21) 『…ここはそうじゃない。この大陸にもう、そんな場所はない』→『…本当に、そうなのか?』 『醜い』→『変わってしまった』 『もうどこにも見当たらない』→『何処へ行ってしまったんだ』 『…これが、世界。こんなものが…世界なんだ』→『…ここも、他の国々と同じなのか?』 『アルティナ…私は、疲れてしまったよ…』→『アルティナ…君の目指した理想は……』 ちょっと変えてみた。 少しは救いのある描写になった……かな? -- 名無しさん (2009-12-29 23 54 30) 元のも結構好きだ、改変されたのもいい リュッセルに戻り仲間がバタバタ死ぬパターンの極難易度イベント(上級プレイヤー向け)と、セレンと再度合流してお互いに認め合うイベントとかがあるなら面白いと思う 条件付きでミルフォースの出奔イベントが起きると面白そう -- 名無しさん (2009-12-30 22 59 12) 上に同意で改変されたのもいいし、それ以前もいいと思うぞ。 -- 名無しさん (2009-12-30 23 21 01) VT4.51付属テキストでは、ミシディシ派滅亡は史実の模様。 しかしミシディシの心情を付属テキストに合わせるとなると、憎悪の塊として彼を書かねばならない。 私には、そんな彼に他4人が従う姿は想像すらできない。(=OP案が書けない) なんてこった……。 -- 名無しさん (2010-12-26 03 41 02) これでも十分じゃね? 憎悪の塊かどうかは判らん、付属テキスト含めても客観的には理解できる行動のように思う。 仲間に出来る人物・勢力と手を組んでミシディシの目的たるリュッセル奪回を目指すのは普通の行動だと思う。 -- 名無しさん (2010-12-26 14 14 25) いくらなんでも酷いと思うんだが。 -- 名無しさん (2010-12-28 17 25 33) 3番目の人に同意。 ゲームのOPだということを置き忘れてる様に思われ -- 名無しさん (2010-12-29 15 04 52) そうかな、祭りの後って感じでワクワクするけどな もうリューネ騎士団は終わったんだな、と 逆にそれが、新たな勢力の勃興を感じさせる -- 名無しさん (2012-03-27 15 08 07) これからリューネ騎士団で大陸統一しようとする時に出るOPなんだから リューネ騎士団が終わったと感じさせちゃダメだろ -- 名無しさん (2012-03-27 15 14 08) WW2/44年~ドイツとか、新撰組の鳥羽伏見以降とか、蜀後期の北伐とか、終わった感で遊ぶゲームだってありだと思うが。 -- 名無しさん (2012-03-27 20 07 48) だよな、悲壮感漂う感じでいいんでね マンパワーも石油も尽きた44年ドイツみたいな -- 名無しさん (2012-03-27 22 00 43) 絶望的な状況だけどミシディシとかの主要人物が状況を覆す気があるのに ミルフォースが1人で悲壮感振りまいてるから違和感があるんだよ -- 名無しさん (2012-03-27 22 51 03) ゾーマ組に参加してまで戦い続けるミシディシと、彼の為に生命を捨てたジャンクシャン。 直接的にガルダームに救われた直後のルウェンダー。 行き着く先が見えちゃって遁世したミルフォース。 その後の行動を見れば、この時点で既に温度差があってもおかしくないと思うなあ -- 名無しさん (2012-03-27 23 20 08) ミシディシ派の傾向としてはミルフォースのほうが異端だから ミルフォースが長々と喋ってるのミシディシ派OPっぽく無い これがミルフォースOPだったらいいOPだと思う -- 名無しさん (2012-03-27 23 23 54) 外様な立場のミルフォースだからこその述懐でいいと思うな てかミルフォースが長く喋るとミシディシ派っぽくないってちょっと意味がわからない -- 名無しさん (2012-06-25 00 16 53) 名前 コメント
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邪悪な者達より古代文明の遺産を守る秘密結社「緑葉の騎士団」に所属する聖騎士。 外海の魔法都市スェレマより禁呪を盗み出し、市民たちを虐殺した死霊術師ラクタイナを追って大陸に来た。 聖地グリンシャスに眠る「大いなる力」を狙うラクタイナに扇動されたナース水軍の侵攻に立ち向かうが、隙を突かれ封印を解かれてしまう。 その後、パーサ救援のため南下してきたリューネ騎士団に加わり「大いなる力」の大半を討ち滅ぼす活躍を見せた。 騎士団の分裂後も、パーサ解放を目指す竜騎士セレンと共に戦い続けた。 これは採用されなかったほうの設定か? -- 名無しさん (2023-08-17 09 16 10) 名前 コメント
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木の精霊ドリュアス姉妹の妹。守人として族長エルフォードや姉 キオーと共にパーサの民を守る。姉とは常に行動を共にし、パー サ陥落後は故郷への帰還を願ってリューネ騎士団を頼った。故郷 復帰を目前とするも、ダークエルフの襲撃で騎士団は大打撃を受 け、姉のキオーもまた乱戦の中で落命。姉に代わってパーサの代 表となるも、頼るべき騎士団は分裂。困難の中、パーサの民やセ レンらとともにパーサ・パクハイトに挑む。 いいね。ただ句読点がしつこいかな -- 名無しさん (2010-03-13 23 13 42) ご指摘どうもです。余計な読点があったので削除しました。 -- 投稿者 (2010-03-13 23 58 32) なのー、のほうのキニーキオー -- 名無しさん (2023-10-27 12 15 16) 名前 コメント
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ロイタス党 S5 勢力解説 暗殺や秘密工作などを生業とする、ルートガルト王国の闇の歴史を彩ってきた隠密集団。 戦乱に乗じて王権簒奪を目論むも、王国の崩壊により計画は頓挫。 首領ヒューマックは賊や敗残兵を集めて王を自称したが、他のルートガルト系軍閥とは違い、 旧王国軍の精鋭部隊を受け継いだわけでも総力戦に秀でているわけでもない。 果たして、彼らは歴史の表舞台に立つ事ができるのだろうか。 初期メンバー ver7.00(171012) 名前 種族 クラス 身分 Lv 備考 ヒューマック 人間 ソルジャー マスター 20 兵種そのものの弱点を克服させることを可能にする非常に優秀なLSの持ち主。 シェンテ 人間 ローグ 一般 18 LSの煙玉IIは、遠距離からの搦め手として非常に優秀。 ヒオット 人間 ローグ 一般 20 シャイトック 人間 パイレーツ 一般 18 デオフォーム 人間 ビーストテイマー 一般 18 ヤヌーク 人間 ビーストテイマー 一般 15 雇えるモンスターがマンティコア系のみ、かつ生息地域でしか雇用できない。地理的に欠員補充は至難。 初期情勢 難易度:高 領地:ロイタス 総収入:400 軍資金:3000 ユニット数:64 外交:一律50(中立) 「この勢力でリーダーに出来るユニット」 ソルジャー ボウマン ローグ 備考 考察 コメント欄 シナリオ5で登場する匪賊集団。 マスターはヒューマックで、部下はローグ系など荒くれ者が中心。 リチマクのすぐ近くという大変危険な場所から始まるため、当分はリチマクから逃げることに専念すべき。 同じような境遇のイオナ国と比べると、初期人材の差によって不利であるといえよう。 -- 名無しさん (2009-09-28 03 24 13) 最終章の大陸のヒャッハーっぷりを表現している集団。 基本的には拳王…ならぬリチマクに虐殺される運命にあるが、イオナ国の動向次第では生き残ることも。 しかし、必殺無双になりがちな最終章の中では軍団の面子が地味であり、結局は厳しい。 -- 名無しさん (2009-10-04 21 50 42) アルティマイトやセレン軍との戦闘で疲弊したナース水軍を狙おう その後はマクセンを手に入れてあとはお決まりのコースだが、若干時間がかかるので 大量のナイアラ集団と戦うの羽目になる可能性が他国に比べ高い -- 名無しさん (2009-10-05 04 29 20) 更新により、ロイタス・ブリガードに改名。 -- 名無しさん (2009-12-04 12 47 10) まれにリチマクを追い出して王都周辺を併呑している。非常にまれだが。 -- 名無しさん (2010-03-04 18 28 10) シェンテでちょいちょいナイアラを削って行けばリチマクもあまり怖くない -- 名無しさん (2010-11-07 20 59 55) s5のインフレの中煙玉で頑張るけなげな連中。 -- 名無しさん (2011-05-10 01 33 56) ぶっちゃけると、死霊には状態異常効かないから煙玉はあんまり有難い技じゃなかったり。 かといってトラップナイフ投げに近付くのも無謀だし、初期戦力だけで死霊とやり合うのは無謀という他無いだろう。 -- ピヨンめも (2011-05-10 16 25 36) 海賊さえ吸収出来れば海上でリチムク以外の相手はできる、リチムクにはまず敵わないのでキュラサイト、ホルスからのモンクを拾うまではリチムクが来たら逃げよう -- 名無しさん (2012-01-17 02 56 16) ヒャッハーヒャッハー言いながら海賊を滅ぼしつつフェリルに渡り、人間とゴブリンをまとめて吸収。 その後は北上してキュラサイトを拾い、そこからホルスに繋げれば終了だがかなり遠回りをするため フェリル制圧時の大陸の情勢によってかなり難易度が変わる。 オステアがさっさと滅んでブレア東あたりまで死霊が来ていたりするとムリゲー度が跳ね上がる。 -- 名無しさん (2012-01-17 09 25 17) 海賊を目指すのが基本だが東に進んでも案外何とかなったりする -- 名無しさん (2012-01-20 01 32 57) Ver5.80より後に、いつの間にか勢力名が『ロイタス党』に。 -- 名無しさん (2013-07-08 20 17 52) 無謀すぎる立ち位置でやはりというべきか次章では既に滅ぼされているが、 デオフォーム以外最終章まで生き延びている。生存能力は高い連中。 -- 名無しさん (2016-09-19 21 12 44) 昔はロイタス・オーダーだった -- 名無しさん (2021-11-17 01 22 54) 現場ージョンではロイタス「党」となった 旅団から政党になったらしい -- 名無しさん (2023-09-14 18 42 09) 名前 コメント
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杯を片手に水魔法を唱えるゴブリン少女。 基本的に二日酔いな為、常に気だるげ。 フェリル島出身であるが、各地を放浪した経験から、 人間を甘く見ておらず、ゴブリン族の両雄と意識の刷新が得られた 新生フェリル党発足までは静観を続けた。 その後安定した食と酒の供給ルートが確立されるまでは、 大賢人に肉薄するほどの戦果をあげた。 文章が長いのに酒好きな事以外に人格や経歴を表す内容が全く無い。 3行目から10行目を2、3行にまとめた方がいいかと -- 名無しさん (2012-11-30 17 51 39) いんじゃねーの?やりすぎるとオリキャラうざいとか言われるし -- 名無しさん (2012-11-30 20 39 26) 指摘を参考に直してみたがどうか。 まだ長い気もするし、オリキャラ色が強くなったので、第三者の視点で教えて欲しいです。 -- 投稿者 (2012-12-04 00 23 20) 既存のイメージと同じなら今までの列伝で十分だし、オリジナル混ぜるのはありだと思う。そこからキャラの個性が生まれるし ただ、キスナートも知的キャラにすると他の青ゴブ四天王と被る・・・まあ、青ゴブらしいっちゃあ、らしいんだけど -- 名無しさん (2012-12-04 01 28 49) 1~2行目は問題なし。あとは誇張が多めでズレを感じる。 各地放浪や「人間を甘く見ておらず~」の部分は「人間は自分が悪役にされる事を忘れています」の フーリエンのようで食う飲む寝るのセリフが中心のキスナートには全く合わない。 また大賢人に肉薄するほどの戦果というのも、ゲーム上では召喚数と耐性以外は一般と同じ能力で 最終決戦Ⅱの時点でウンディーネ召喚ができない彼女には誇張されすぎている。 無理に優れた設定をつけずに 才能はあったがぐうたらで、フェリル党が順調なときは あまり役に立たず窮地にならないと実力を発揮しなかった 程度でいいのでは? -- 名無しさん (2012-12-04 04 17 12) ↑それじゃあまりに捻りが無さすぎてつまらない 知性派なところがフーリエンと被ると言うがブルーゴブリンはマタナ、ハウマン、アスターゼみんなインテリじゃん 普段は酔っているが実は知性的ってギャップでキャラがたたせた方が面白いと思うわ -- 名無しさん (2012-12-04 09 56 32) 水魔法が得意なゴブリンの少女。 自他共に認める放蕩者であり、食う寝る飲むのためだけに生きていたため 周囲には無能な酔いどれと評価され、フェリル党からも放置されていた。 しかしフェリルが人間の手に落ちたことで食うに困り、 再起したフェリル党に志願。ここでも最初はろくに働かなかったが、 友人フーリエンの提案で戦果に応じて食事と酒を増減させる約束を取り付けると 人が変わったような戦働きを見せ、また戦略面でも輜重兵の組織を提案して兵站の効率化に貢献。 通常の三倍の食料と引き換えにフェリル党躍進の一翼を担った。 -- 名無しさん (2012-12-04 11 00 45) 食う寝る飲むなぐうたらキャラと知的キャラの中間点を取る落とし所として 「食料の輸送を効率化」と言う方向で「メシ絡みの活躍」を強調してみた。 -- 名無しさん (2012-12-04 11 03 29) 「女子供に腹いっぱい食わせてやりたい」っていう考えのバルバッタや、それを引き継いだチルクが食うに困るほど食料を徴収するのは違和感がある。 下の暴走かもしれないけど、それならそうと書かないとフェリル党のイメージが悪く感じる -- 名無しさん (2012-12-04 17 55 57) んじゃこうかな -- 名無しさん (2012-12-04 19 52 51) 更新で採用された -- 名無しさん (2012-12-04 23 18 04) 食のルートが確立されたら働かなくなったのかwwwww -- 名無しさん (2012-12-05 02 13 20) 様々な助言ありがとうございます。 申し訳ありませんが、採用して頂いたばかりのものを、 直ぐに手を加えるのもよろしいと思えませんので、 とりあえずは現状のままにさせて頂きます。 -- 投稿者 (2012-12-06 23 55 47) 結局これが採用されている コメントでケチを付けていた人たちは今何をしているのだろう -- 名無しさん (2023-09-01 18 22 43) 名前 コメント